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レバーブレーキにドラグは必要か?

レバーブレーキリールにドラグは本当に必要なのか?ここ最近、磯釣り用のレバーブレーキリール(LB)にも、殆どの機種にドラグが付くようになりました。
そこで多いのが、「LBリールに、ドラグって必要なの?」と言う疑問。
これはよく耳にする言葉です。
特にこれから磯釣りを始めようとする方や、初級からステップアップしてリールの買い替えなどを考えている方なら尚更悩む事でしょう。
また、周りの釣り仲間などに聞く事もあるかと思いますが、意外と人それぞれ意見が違う物です。
それは狙っている魚の大きさ、釣行場所、釣りスタイルなどでも変わることですので、いた仕方ないことです。
それでは磯釣りでは一体どんなリールを使えばよいのでしょう?
そんな初中級者のお悩みに、年間3桁のメジナや黒鯛をコンスタントに上げてきたワシの経験を元に書きますので参考になれば幸いです。

ドラグとレバーブレーキ

磯釣り、特にメジナや黒鯛釣りで使用するリールには、ドラグのみのタイプ、レバーブレーキのみのタイプ、両方付いているタイプの3タイプが有ります。
基本的には、レバーブレーキのみのタイプで十分ですが、【より大物を!】とか、【のキツイ場所】となると、レバーブレーキにドラグが付いているタイプの方が安心してやり取りできる事がしばしば有ります。
それでは、レバーブレーキのどこが優れているのか、また、ドラグのどこが優れているのかを簡単に説明しましょう。

ドラグのみのタイプ

ドラグのみのリールの利点として、最初の調整さえしっかりやっておけば、設定加重を超えた場合に自動的にジワジワとラインが出ます。
これは、大型の魚がかかった時、不意のツッコミにも安心してやり取りができると言う事です。
ただし、最初のドラグ設定がとても重要な所で、いい加減に設定してしまうとラインが全く出なかったり、逆にたいした大きさの魚でもないのにラインがどんどん出て行ってしまったりします。
ドラグ調整は、使用する竿、ライン、ハリスの限界を見極めながらラインの出る量を予め調整しなければいけません。
磯釣りをする方でこの調整をしっかり行っている方はワシは見たことがありません(苦笑)
釣り番組などを見ても、この調整をしっかり行っているのは、ミュージシャンでありながらキザクラのフィールドテスターでもある、エド山口さんぐらいではないでしょうか。
ドラグ調整は、同行者がいる場合は竿にラインを通し、同行者に想定している魚の引き程度のテンションをかけてラインを引っ張ってもらい、その時にドラグからじわじわと出る程度に調整します。
単独釣行の場合は、竿に通したラインをロッドケースなどの重みのあるものに引っ掛けてテンションを掛けて調整します。
ドラグのみのリールの長所は、タックルの限界付近での大物とのやり取りに非常に優れています。
想定以上の大物が掛かった場合、リールのベールを起こして糸を出す、「オープンベール」などのテクニックも身に付ける必要があります。
まぁそれは45cm以上の尾長メジナを釣る時位で、同型の口太メジナならそんなに糸を出すことなくやり取りが出来ますが、限界ギリギリのファイトは、レバーブレーキよりもドラグ性能の良いリールの方が上です。
現在の磯の上物釣りでは、マニアックな部類に入ると思います。
とは言え、ドラグオンリーでの40UPは是非経験しておいた方が、後の引き出しが増えると思いますよ!

レバーブレーキリール

レバーブレーキリールの特徴は、その名の如くレバー型のブレーキがついていると言う所。
これは自転車のブレーキ操作と同じく、レバーを握るとブレーキが掛かり糸の出を止め、ブレーキを離すとローターが逆転して糸が出ると言う仕組みになっています。
ようは、ドラグのように魚の引きに合わせて自動的にラインが出て行くのではなく、ラインを出す量とタイミングを釣り人の意思で瞬時に調整できると言う事です。
不意の大物のツッコミにレバー操作でローターを逆転させて道糸を送り出すのですが、45cm程度までの口太メジナでしたら殆ど使うことはありません。
まれに元気の良いやつがいますけどねf^^;
任意にラインを出せるからと無闇にラインを出してしまうと、がきつい所ならアッと言う間にに張り付かれてしまいます。
メジナ釣りの場合は、タックルを信じてある意味強引にゴリ巻きして先手を取る必要があります。
レバーブレーキリールの一番の利点としては、玉網入れ後でしょう。
取り込み後は、浮きのギリギリまでラインを巻き込み、竿も必要以上に曲がっている事がかなり有ります。
そんな時に片手で操作できるレバーブレーキリールは容易にラインを出して竿を不用意な浮きの巻き込みから守る事が出来ます。
実はレバーブレーキで一番使う操作がこれだったりします(笑)
次いでレバーブレーキの利点として上げられるのは、魚がに張り付いた場合。
このような時は、竿先に少しだけテンションが掛かるようにしていると、殆どの場合魚がから出てくるのですが、これを容易に行えるのもレバーブレーキならではの特徴と言えます。
やり取り時でレバー操作を行い糸を出すのは、魚の方向を変えたい時と、体勢を立て直したい時ぐらいだと思います。
しかも大物の場合に限りです。
体勢を立て直すというのは、竿の角度を保つということです。
魚に突っ込まれて竿が伸されそうになったとき、初めてラインを出して、竿の弾力が十分に活かされる角度に保つということです。
その様な操作はレバーブレーキなら簡単に行えますが、ドラグオンリーのリールの場合、前記したようにベールを起こして糸を出す、オープンベールと言うテクニックを使わざるを得ません。
慣れればできるようになりますが、このテクニックはかなりの数をこなさないと身に付かないと思います。
その点レバーブレーキの場合、初めて使った人でも簡単に操作できるので、初心者こそ使うべきだとも思います。
様々な事を想定した上でも、レバーブレーキの付いたリールの方が色々と楽ですので、磯釣りをされるならレバーブレーキの付いたリールをお勧めします。

ドラグタイプのレバーブレーキリール

では、ドラグの付いたレバーブレーキリールは本当に必要なのでしょうか?
答えは
YES
です。
前記したように、40cmクラスの口太メジナでしたら、ドラグかレバーかどちらかが付いていれば問題ありません。
しかし、年に数十日も磯に通っていると、大きくても40クラスしかいないであろうと予想している磯でも、思わぬ大物に出くわすときが有ります。
また、メジナを狙っていたのにワラサクラスの青物やシマアジが掛かったりと、想像以上にスリリングな相手に出くわし、レバーブレーキだけでは対応しきれないという場合にドラグが役立つのです。
前記した通り、レバーは瞬時の突っ込みに反応して間合いを取り、それでも止まらない大物は、ドラグのジワジワした抵抗のあるラインの出し具合で魚を弱らせると言う使い方が出来るわけです。
レバーかドラグのどちらかで良いと豪語している方は、余程釣りが上手いのか、そう言った場面に出会った事が無いのかのどちらかだと思います。
まぁ、ワシが通っている三浦の地磯では、そんな事は年に何回も無いのですが、どちらか片方でやり取りするよりも数倍アドバンテージを取る事が出来ます。
特に水深が浅くのきつい所で40オーバーのメジナを狙う場合、全てにおいてレバーとドラグは付いているに越した事はありません。
夢を追い求めるなら、ドラグ付きのレバーブレーキリールをお勧めします。
ちなみに画像のリールはシマノ11 BB-Xデスピナで、店頭価格も25000円前後と比較的安価な割にはかなりの性能を秘めたリールですのでお勧めですぞ!

釣る魚の大きさでリールは選べ!

狙う魚のサイズが30cm前後のメジナ(グレ)をターゲットとするなら、リールなど何でも良いと思います。
正直言ってそのサイズでしたら、渓流竿に1号のハリスをつけた仕掛けで釣れちゃいますのでf^^;
実際ワシの大師匠は、遊びながら延べ竿で35cm程度は普通に釣っちゃいますから(笑)
って、そんな事を言ったら全く参考にもなりゃしませんな!(汗)
何が言いたいかと言いますと、30cmクラスのメジナなら、竿でためているだけで浮いてきますので、どんなに高価なリールを使った所でその性能を全く引き出せないって事なのです。
1万円前後の1.2~1.5号、5.3mの磯竿を使い、5000円程度のリールでも十二分に楽しめます。
あっ!トーナメントなどに出場するとか言うなら話は別ですよ!手返しなどのスピードが重要になってきますから。
あくまでも普通に釣りに行ってのお話です。
30cm程度のメジナでしたらドラグ無しのシマノ BB-X ラリッサ2500で十二分に楽しめます。
と言うより30cm程度でしたらこのリールでもオーバースペックですので、40cmクラスが来た時でもこのリールがあれば大丈夫です。
レバー無しのリールでしたらシマノ バイオマスター(2000S&2500&C3000)辺りで良いかと思います。
ターゲットとしているメジナが40オーバーなら、レバーかドラグ性能のしっかりしているリールをお勧めします。
前にも書きましたが、出来るだけラインを出さずに先手を取る事が先決ですので、レバーブレーキやドラグは保険程度と思ってください。
取り込み後の事を考えると、レバーブレーキリールがお勧めです。
その中でもお勧めするのは、ハンドル1回転辺りの巻き取り量が出来るだけ多いリールが良いです。
その理由は、手返しはさることながら、魚を掛けた後のやり取り時、ハンドル1回転辺りの巻き取り量が多いリールを使えば魚の先手を取ることが容易になります。
中には、「ハイスピードリールはトーナメント以外では必要ない!」等といっている人もいますが、ワシに言わせればナンセンスです(笑)
ハイスピードリールはマスターギヤが大型化されているので、その分若干巻き取りが重く感じます。
しかし、成人が利用するにあたって支障のでる重さでは有りません。
更に、「大物を掛けると回転が重くて巻き取れない」等と言っている方もいるようですが、「どんだけ非力なんだよ!オジイチャンか?(笑)」と思ってしまいます(笑)
ハイスピードギヤのリールは、巻き取りスピードが速いので手返しが速くできるので、時合いを逃さないという利点があり、その上前記してきたとおり、魚の先手を取ることが容易に出来ます。
大物が掛かった場合は、最初はゴリ巻きも必要ですが、リールが巻けなければ無理に巻かず竿で溜めればよいことです。
「魚が暴れる」とか「重くて巻けない」等と言っている方は、ハイスピードリールを上手く使いこなせていないだけだと思われます。
竿の弾力とリールスペックを利用してやり取りしなければ大物など取れるはずも有りませんよ(笑)
例を挙げると、2011年10月25日の釣行時トライソSHOX 2500LBDを使っていたのですが、38cm程度の口太メジナを相手に苦労しちゃいましたf^^;
いつもはダイワ トーナメントISO-Z 3000LBDを使用しているのですが、故障したためこの日はトライソSHOX 2500LBDを使用していました。
トライソSHOX 2500LBDのハンドル1回転辺りの巻き取り量は70cm、ダイワ トーナメントISO-Z 3000LBDのハンドル1回転辺りの巻き取り量は91cmと、その差は21cm有り、実際に魚とのやり取りになると、その21cmの差がかなりはっきり出てきます。
いつもなら40cm程度のメジナなら、楽勝でやり取りしているのですが、この日はの向こう側まで走られてしまいラインがに擦れ、あわやラインブレイクと言う状態まで追い詰められちゃいましたからf^^;
昔の高橋哲也さんみたいに磯を走り回って回避しましたけどね(笑)
そう言えば彼が磯を走り回ってた頃って、今みたいにハンドル1回転辺りの巻き取り量が多いリールは無かったですからね!
多分今は昔みたいに走り回る事は少なくなっていると思います。
そのぐらいハンドル1回転辺りの巻き取り量は重要な要素になりますので、その辺りも考慮してリールを選ぶと良いです。
「根に張り付かれてバラシた!!!」等と言う経験の多い方は特にこの点を考慮してリールをセレクトすると、かなりバラシは減ると思います。
後は竿の限界を頭に入れて、ビビらずにゴリ巻きすれば獲れると思いますよ!(笑)
シマノ11 BB-Xデスピナのハンドル1回転辺りの巻き取り量は98cm有り、価格もかなり安価ですのでお勧めできますよ!
ただ、見た目はチョッとしょぼいですが…f^^;
シマノ 11 BB-X デスピナ 2500DXGのインプレはこちら

リールは釣りに行く場所で選べ!

リールを選ぶとき、あなたが良く行く釣り場の状況で決めると言うのも手です。
と言うか、そうすべきです。
沖磯に渡る事が多いのか、地磯なのか、ゴロタ場なのか、堤防なのか。
また、地磯の場合、根のキツイ所とそうでもない所など、これだけでもかなり選択する範囲を絞り込めます。
まぁ、全ての場所に合うものと言う選択肢もありますがf^^;
トータルして全ての場所で使用できるリールとなると、一番お勧めできるのはシマノ 09 BB-X テクニウム Mg C3000 DXG
(最新は15 BBXテクニウム 2500DXGSL)。
ハンドル1回転辺りの巻き取り量も98cmあり、ボールベアリングも14個で回転は滑らか!
(13個の14 STELLA C3000には敵いませんが)
沖磯に行くときはこのままノーマルで3号ライン、地磯の場合は換えスプールに2号程度のラインを巻けばどこでも使えます。
ダイワ 09トーナメントISO-Z競技LBDってのも有りますが、ワシの中ではダイワ製品はお勧めしたくありません。
性能は良いのですが、最近のダイワ製品はバラつきが有り過ぎて、壊れる物がかなり多いです。
ここの冒頭に書いたダイワ トーナメントISO-Z 3000LBDもレバー破損で現在入院中で、しかも同時期に、06ダイワ トーナメントISO-Z 3000LBDもレバーのクラッチ故障で逆転のストッパーがなんでもないところで壊れましたので。
知人のダイワ 09トーナメントISO-Z競技LBDも全く同じ症状だし。。。
フラッグシップ機ではありえないほどの故障率です。
まぁ、シマノのリールも壊れるときは壊れますけどねf^^;
あと、レバーの形状がダイワの方が人気があるみたいですが、シマノのリールはレバーが交換できるので、少し高くなっちゃいますが、ワシはシマノをお勧めしますわ。
ダイワバッシングになってしまいましたが、こう見えてもワシは20年来ダイワファンだったんですよ!(←過去形(笑))
と、話は元に戻しまして、正直言いまして、シマノ 09 BB-X テクニウム Mg C3000 DXGクラスは確かに凄く良いリールですが、思い切らないと買えない価格だと思います。
その点シマノ11 BB-Xデスピナは安価な上に性能もこの価格帯ではかなり良いので、シマノ 09 BB-X テクニウム Mg C3000 DXGを長く使うよりも、シマノ11 BB-Xデスピナクラスのリールを短いスパンで買い替えた方が良い気さえします。
リールも日々進化していますからね!
見栄でフラッグシップ機を購入するのも有りだと思いますヨン♪
実際ワシもそうだったしf^^;
最高級機を使っていると言う気持ち良さは、魚を釣る事とは関係なく気持ちいいものですからね!
そう!魚を釣る事とは関係なく・・・(笑)

まとめ

って、長々と書いていて今頃タイトルに何を書いたのかを思い出しましたf^^;
レバーブレーキにドラグは必要か?
やはりYES!です。
とは言え、ドラグとレバー、両方活躍するのは年に数回だと思いますが、(沖磯に行けば別ですが)やはり釣り人たる者、夢は追い続けたいですよね!
40cm程度では満足しきれないでしょ?
ワシの場合、離島や沖磯は数年に一度程度は行きますが、出来る限り地磯、しかも三浦半島の地磯で50UPのメジナを釣る事を夢見ているんですわ。
浅場で根がメチャクチャキツイ所での大型とのやり取りがスリリングでたまらないんですよねぇf^^;
そんな場所でのやり取りなので、レバー+ドラグは今や必須アイテムなのですわ。
10数年前のドラグ付きレバーブレーキリールなんて無かった時代、レバーのみでやり取りはしていたのですが、獲れないんですよ。。。どうしても…
両方を駆使するようになってから、だんだん型も大きいのが釣れる様になってきましたから、尚更ドラグ+レバーは外せませんねぇ。
ヤッパ釣りをするなら数釣りも楽しいですが、1発大物を常に夢見ていたい物です。
って、最後は自分の希望で締めくくってしまった(汗)

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